DR HONEYと日本産蜂蜜、正直どう違うのか?
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〜国産愛と、単花蜜の魅力のあいだで〜
こんにちは、Wellness Blissの中嶋です。
今回はよく聞かれるこの質問に、正直に答えてみようと思います。
「日本産蜂蜜と、DR HONEYって、どっちがいいんですか?」
結論から言うと、
👉 どちらにも良さがある
👉 ただ、向いている人が違う
です。
なので今日は、日本産蜂蜜と比べて
DR HONEYが正直ちょっと劣っているところ
それでも僕がDR HONEYを扱っている理由(優っているところ)
を、店主目線で書いてみます。
正直ここは、日本産蜂蜜に敵わないと思っています
まず、DR HONEYが日本産蜂蜜に負けてしまう点から。
① 日本人の「国産愛」にはどうしても弱い
これはもう、理屈じゃありません。
日本人として
「できれば国産を選びたい」
「日本の養蜂家さんを応援したい」
この気持ち、すごくよく分かります。
僕自身、野菜やお米はなるべく国産を選びます。
DR HONEYはハンガリー産。
どれだけ品質が良くても、「国産ではない」というだけで候補から外れてしまう人がいるのも事実です。
これはもう、仕方ない。
ここは正直、負けを認めます。
② 日本の蜂蜜のほうが「安心」と感じる人も多い
「海外産の蜂蜜って大丈夫?」
「ちゃんとしたものなの?」
こう思う方がいるのも自然です。
実際、世の中には
・産地がよく分からない
・混ぜ物が多い
・やたら安い
そんな蜂蜜も出回っています。
なので
「外国産=ちょっと不安」
と感じる人にとっては、日本産蜂蜜のほうが安心に感じるのは当然だと思います。
それでもDR HONEYが“強い”理由
では、なぜWellness BlissではDR HONEYを扱っているのか。
ここからが本題です。
① 日本では実は「単花蜜」を作るのが難しい
これは僕の想像だったので、ちゃんと調べました。
日本は
国土が狭い
山が多い
花の種類が密集している
という環境です。
そのため、ミツバチが飛び回る範囲に
いろんな花がどうしても混ざりやすい。
結果、日本では
👉 百花蜜(いろいろな花が混ざった蜂蜜)
が多くなります。
百花蜜が悪いわけではありません。
ただ、「花の個性」をはっきり出すのは難しい、という特徴があります。
② DR HONEYが単花蜜を作れる理由
一方、DR HONEYが採れるハンガリー。
平原が多い
一面に同じ花が咲く地域がある
特にアカシアは、森ごとアカシアというレベル。
さらに、養蜂家が
「この花が咲く時期に、蜂箱を移動させる」
という方法(遊牧養蜂)をとっています。
その結果、
👉 他の花がほとんど混ざらない
👉 花の特徴がはっきりした「単花蜜」
が成立します。
これがDR HONEYの大きな強みです。
③ 単花蜜って、何がそんなにいいの?
単花蜜の魅力は、ひとことで言うと、
「蜂蜜なのに、味がちゃんと違う」
という点です。
アカシア:
クセがなく、すっと消える上品な甘さ
毎日使っても飽きない
リンデン(菩提樹):
花とハーブの香り
少し爽やかで、夜向きの味
「蜂蜜って全部同じでしょ?」
と思っていた人ほど、驚かれます。
④ ハンガリー産蜂蜜は、実はヨーロッパで超メジャー
これも調べてみて分かったことですが、
ドイツでは蜂蜜がめちゃくちゃ食べられています。
ただ、国内生産だけでは足りない。
そこで多く輸入されているのが、ハンガリー産蜂蜜です。
理由はシンプルで、
品質が安定している
単花蜜が多い
EU基準で管理されていて信頼性が高い
特にアカシア蜂蜜は
「ハンガリー産=定番」
という扱い。
つまりDR HONEYは、
ドイツの食卓でも普通に選ばれている蜂蜜なんです。
⑤ イギリス・アメリカで賞を取っている蜂蜜
DR HONEYは
イギリスの Great Taste Awards
アメリカの Black Jar Honey Contest
といった、味だけで評価される国際コンテストで受賞しています。
パッケージや国籍を隠して、
「純粋に味だけ」で評価される大会です。
ここで選ばれている、というのは
正直かなりすごいことだと思っています。
まとめ:こんな人にはDR HONEYがおすすめです
日本産蜂蜜が合う人も、もちろんいます。
でも、DR HONEYはこんな方に向いています。
国産かどうかより「味と品質」を重視したい人
蜂蜜の花ごとの違いを楽しみたい人
毎日使っても飽きない蜂蜜を探している人
ヨーロッパでも評価されている蜂蜜を試してみたい人
DR HONEYは、
「派手さ」より
「ちゃんとした理由がある蜂蜜」
です。
もし
「日本産以外も、一度ちゃんと試してみたい」
そう思ったら、選択肢のひとつに入れてもらえたら嬉しいです。
——
Wellness Bliss
店主・中嶋